こんにちは。
昨日は学校をお休みしていた子どもとカードゲームのUNOをしていました。
UNOをするといつも思い出すこと、それは「ウ〜ノ〜のおじさん」。
今日はそんなおじさんのお話をしようかな。
UNOのおじさんの話
15年ほど前にカナリア諸島のランサロテと言う島に旅行に行ったのです。
地図を載せましたが、アフリカ大陸のお隣にある小さな死火山の島です。
気候は温暖で、スペイン領なので、公用語はスペイン語。
その時、レンタカーを借りて、ゴルフをしたり、ダラダラしたりを満喫してました。
当時20代の終わりくらいだったような。
そこで、レンタカーを思いっきり擦ってしまうと言うことが。
その時に出てきたのが、「UNOのおじさん」。

要は、道が不慣れすぎて、一通の道を逆走していたのですが。
家をぶつけられたのに、「ウ〜ノ〜」とだけ伝えにきたのです。
「一通だよ!これ以上、進めないよ!」とだけ伝えて、
あとはのんびり。
特にぶつけられたことを責めるわけでもなく、
明るく「ウ〜ノ〜」と、
昼からワインを片手に陽気なおじさん。
日本だと、事故した時は、緊急連絡先だとか、免責だとか細かく設定されていますが……。
その時、慌てて調べるも、そんな情報なんてもらってないことに気づく。
どうなんだろうとおじさんに聞くと、
「大丈夫じゃない?車、動くんでしょ?」「それよりワインでも飲む?」と。
対応が陽気で、明るい。
「日本人ではまずないよね」と苦笑い。
車の傷は本当に無償だった
その足でレンタカー屋さんに行くと、
「NO PROBLEM」「動くなら別にいいよ〜」と。

お国柄なんでしょうか。
なんかランサロテの人って、本当に陽気です。
反対に、リスクの端の端を考えてしまう日本人の私を痛感。
ちなみに、ゴルフコースもこんなどこまでも溶岩とカクタスだらけの中。
借りたレンタルセットは、ボロボロ。

細かいことは気にしない方が楽なのかもしれません。
借りる方も貸す方も。
「動けばいいや……」「使えればいいや……」と言えるくらいの度量の広さを持ち合わせたいもんです。
ついつい「お金を払っているのに、こんなクオリティなんだ」って思ってしまったんで。
お金はモノではなく、何回も味わえるものに出す

これは、私の持論ですが……。
私のお金の出し方は、「その出したモノが長く楽しめるか」で決めています。
「推しは推せる時に推せ!」ではないけれど、人生は限られているし、有限。
なら、その時に行ける時に行き、楽しむ。
15年、20年と経ってからも「こんなことがあったんだよね〜」と思いをはぜるものに投資したい。
UNOをするたびに、おじさんのこと、ランサロテのことを思い出す。
そんなモノにこれからも投資できるといいなぁと思うんです。
いろんなことをもっと気楽に考えられるようになりたいなぁと思った、UNOの記憶でした。
何があっても「今、元気で楽しかったらいいんじゃない」で行こう(笑)
そんな気分の3月8日です。