こんにちは。ちょこんです。
最近週に4日くらいの割合で息子の友人たちが遊びにきます。
聞きたくないけど、いろいろな会話が聞こえてきて。
とある日、息子が

ぼく、あの大学に行きたい!
と、友人に言うと……

お前はバカだから無理。
そんなん言う前に、中学受験するのが正解やで。
賢い奴はみんな中学受験するんやから。
今バカな奴は、お先真っ暗なんだぞ。
塾に行け!
と言われておりました。
そこで、私が思ったこと。

きっとこの子の親の価値観がこうなんだろうなぁ。
そんなことを言われたどう思ったかを息子に聞いてみた。
友人が帰った後に、「バカと言われたことをどう思ったのか」を聞いてみたんですよ。

バカとかは毎日学校で言われてるから……
あんまり気にならない。
それよりは塾とかに行きたくないから……
ですって。
親としては、諦めちゃっている子に、なんだか悲しくなりましたが……。

やってないだけなんだよね……。
やればできるんだよ!
と、お伝えしておきました。
行きたい大学というか、住みたい地域があるんですよね、わが息子には。
だから、その地域に行くための方法はいくらでもある。
あとは自分で必要な時に、行動していくだけなんだよと伝えました。
「正解は一つ」とその子は言っていたけど、今の時代、正当じゃない方法もあるんですよね。
そして、その正当じゃない道が、なんだか眩さを増しそうな予感さえも個人的には感じるんです。
私の価値観は、「やりたいことの叶え方は、たくさんある!」
息子もわたしの価値観を色濃く引き継いでいるんだと思うんです。
わたしの価値観は、

自分でやりたいことを見つけてごらん
です。
大好きなことわざ、「馬を水辺に連れていくことはできても、水を飲ませることはできない」なんですが。
結局は、自分次第。
塾に連れていくことはできても、勉強させることはできない。
やりたいと思わなかったら、動かない。
その代表例がわたしなので、勉強落ちこぼれ、高校受験不合格だったんですが。
英語を勉強したいの気持ちだけで、英語だけを勉強し、英語面接だけで行きたい大学も行けたし、したい職種もつけたので。

きっと、なんとかなるでしょう!
タイミングが大事なんじゃないかな。
そう思っています。
子どもには、自分のできるところで人を助けられる人になって欲しい。
ドリームキラー的な人たちもいますが、それもそれでいい経験なんですよね。
そういう考え方をする人がたくさんいる、それもそれ。

自分が勉強したいならすればいい。
ちなみに、その友人には、

勉強が得意なんやったら、苦手な子に教えてあげてね。
おばちゃんは暇やから、遊び場として場所を提供するから(笑)
と言っておきました。
すると、その子も、遊びに来るたびに、一問だけ一緒にドリルをやっていこうと声かけをしてくれるんですよね。
息子にかけた辛辣なひと言も、今後本人がどのように消化するのかもわからないですし。
未来に乞うご期待。
ドリームキラーも大切に。
世の中には、たくさんの価値観があります。
今回みたいな、「勉強できないと将来真っ暗」みたいな極端な例もあるし……。
でも、その子にしてみれば、塾や勉強に費やしている時間を正当化したいだけなのかもしれないですし。
まぁ、できた方がいいのは確かなんですが……。

その価値観が自分の理想なのかですよね。
さて、さて、息子……。どんな道を歩むんでしょうか。
ちなみに息子の習いごとの先生たちは、本当にいい人ばかりで。

すごいね!そんな先のことを自分で考えてて!
と、評価してくれています。
そんな大人に囲まれていることに改めて感謝しています。

今、勉強できてなくてもお先は真っ暗じゃないよ!
と、わたしは、やっぱり思いますよという話でした。