来週本を売却予定のちょこんです!
と言うわけで、今せっせこ我が家の本を再読して整理しているので……。
備忘録がてら、本の記録をあげさせてもらいますね。
今回は、池上彰さんの「20歳の自分に教えたいお金のきほん」です。
こちらの本は4章立てで構成されております。
- 1章:経済のきほん
- 2章:投資のきほん
- 3章:税金のきほん
- 4章:お金のきほん
池上さんらしい「へー!そうだったのか!」と思える内容もあり、個人的にはおもしろい本でした。

簡単ですが、それぞれについて私見を述べようかと思います
1章:経済のきほん


紙幣と貨幣で発行元が違うって知っている?
なんで、発行元が違うと思う?

為替って何?
デフレはなんでいけないの?
インフレってなんで起きるの?
こういった質問を子どもからされた時にサラッと上手に説明できますか?
なかなかうまく説明できないですよね……。
少なくとも、わたしはうまく説明できません。
でも、池上さんはサラッと上手に説明してくれます。
最初の問いに関しては、本を読んだ後なら、

元々は、色々な銀行が紙幣を発行できていたんだ。
だけど、西南戦争を機に紙幣が街中に溢れ、紙幣価値が下がる。
そしてインフレが起き、国民が困惑する事態になった。
そのような混乱が起きないよう、日本銀行が創設され、国立銀行で紙幣の流通量と価値を調節するようになったんだよ。
と、わたしなら答えるかなと思います。
こういう本を読むと今起きていることも歴史上何度も繰り返していると知れますよね。
投資のきほん


株って何?
債権って何?
投資信託って何?
FXって素人はなんでダメなの?
iDeCoって結局何?
不動産投資ってどう?
最近は、NISAの影響もあり、投資に興味がある方も増えましたよね。

難しいことはわからないんだけど、外国のインデックスファンドが増えるらしいしやってみる。
みたいな感じのトークもあり。
それが一時は、ビットコインだったわけですが……。

本質的に、それぞれの商品がどのような特色があるのか知っていた方がいいと思うんだけどな。
と思ったりもします。
まぁ、やりながら知るのもありなんですが。
どの商品にどんなリスクがあるのかだけは最低限知っておいた方がいいのかなとは思います。
税金のきほん

個人的には、この章が一番おもしろかったです。
いきなりですが、ここで問題です!

10年ごとに買い替え、生涯5台の車に乗った場合の車の税金の総額は?

答えは、313万円です!
詳しい内訳は、本を読んでください。
50年車を所有するだけで、税金313万円!!!!!
あとは、こんな問題も。

生涯で一番多く納める税金はどれ?

1位:消費税
2位:住民税
3位:所得税
消費税って、わたしが小学生の低学年からスタートした税金ですよ。
それがまたたくまに、個人税収No.1になるなんて、なんてことでしょう(笑)
ちなみに、生涯で支払う3種の税金総額は5000万だそう!

やっぱり税金は高いにつきますね

その消費税の使い道は医療費だよね。
と言うことは、

働き手の不足が顕著に今後出てくる日本は、消費税を上げざるおえないですね。とほほ。
本の中では、「公共教育や国会に注ぎ込まれる税金の額」や「国会や議員の給料に払われる税金の額」、「一生涯で払う社会保険料の額」などにも触れており。

私たちの税金の使われ方に対して肯定的に思える部分もある一方。
国会に対しては、「対価として適正か?」と思える一面もありました。
なんせ社会保険料と税金だけで、わたしたちの給料の1/3を「国家のために奉仕」ししているんでね。
それでも足りず、国債もたんまり。

正直、これでいいのか日本?
と思いました。
お金のきほん


NHKの受信料ってどうして必要?
携帯の料金ってどうして下がった?
タバコ税と酒税はどうして上げやすい?
そんな疑問にも答えてくれます。
わたし的には、タバコ税の一部が「旧国鉄の借金返済当てている」と言うことを初めて知りました。
あとは、核燃料のゴミの問題。

核のゴミの処理の仕方なんて考えたことがなかった。
いまだに世界のどの国も最終処理場が用意していないなんて知らなかった。
この章もおもしろかったです。
知らないことを知るっておもしろいですよね。
まとめ

池上さんの本はわかりやすい!!
すいすいと読めますよね。
マネーの本の中でも新たな視点を見出せた気がします。
この本を読んで、あらためて言いたいことは、

私たちの税金、大切に使ってね。
国会の皆さん。
ちゃんと国民のために仕事してね。
と言うことです。
よかったら、本のリンクも貼りますので、興味があればどうぞ。