小さくなった親の背中を見て思うこと。

こんにちは。今日は暖かな一日になりそうですね。

さて、昨日、わたしの実家に立ち寄ってました。

両親に会いに行ったのですが、思ったことは……。

年、取ったなぁ。
体が小さくなったなぁ。

と。

特に、父親がもうじき80歳。

急に老いを感じるようになりました。恐らく本人も。

元々身長が186くらいあって、柔道部だったので、

声も大きく、存在感がメラメラしていて、さらに建築系の仕事で肌も真っ黒。

幼い頃は、よその優しそうで線の細いサラリーマンのお父さんと比べて、

うちの父ちゃん、ちょっと違うなぁ。
声もでかいし、子どもたちにもグイグイ話しに行くし。
ちょっと恥ずかしいなぁ。

と思っていたんです。

そんな人とはちょっと違う父の魅力に気づいたのは、

就職してから。

大学卒業後、初めて就いた仕事で消耗している時期に、

「やめればいいんや。合う仕事した方がいい。ないなら、わしが雇ってやる」みたいなことを言い。

入社3ヶ月目で辞めることを推奨する父親を見て、心がふわっと楽になったのを感じました。

そんな父親も入社1年で会社を辞めて、未経験の業界で起業した経験からくる言葉なんだろうと。

そんな豪快な父なんですが、4月に頭蓋骨内に血腫ができました。

手術をして、快方には向かったものの……。

それ以降、少しずつ体力と認知力が落ちている気がします……。

元々豪快で剛腕な人なので、人に弱いところを見せるのも、人に頼ることも苦手……。

だからこそ、最近思うんですが……。

実家に立ち寄る頻度を増やしておこうと。

能天気なふりをして、実家に住んでいた時と同じように甘えようと。

「一緒にハーフゴルフ行こうや」「野菜高いから、野菜恵んで〜」とか何かと理由をつけてね。

弱くなると、隠れちゃいそうなので(笑)

なるべく、何もない時から顔を出すようにしています。

小さくなった父の姿を見ながら、いつかの老いた自分の姿も想像して、

みんなが歩んでいく道なんだろうなぁと。

なら、今のうち、思い出をたくさん作りたいなぁと思いました。

親とも子どもとも夫とも。

変わらないものはないし、一緒に過ごせる時間は刻々と短くなっているのは感じる。

けれど、感じるからこそ、今できることにも敏感でいれるのかもしれないなぁと思ったりした週末でした。

よく言いますしね。

親孝行したいときには親はなしって。

親孝行ってなんぞやと思うと、顔を見せることが一番なのかもなんて思ったんですよね。

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